■ ID
| 1508 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| 降雨による都市水路水中のダイオキシン類濃度と組成の変化−古綾瀬川汚染実態調査−
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■ 著者
| 細野繁雄
埼玉県環境科学国際センター 大塚宜寿
埼玉県環境科学国際センター 蓑毛康太郎
埼玉県環境科学国際センター 杉崎三男
埼玉県環境科学国際センター 河村清史
埼玉大学
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 環境化学、Vol.22、No.3、97-104、2012 |
■ 抄録・要旨
| 降雨時の水路水におけるダイオキシン類を測定し、降雨により古綾瀬川に流送されるダイオキシン類により、底質汚染が継続する可能性を検討した。降雨時の水路水中のダイオキシン類濃度は、非降雨時の数倍から数十倍に達し、調査した12検体全てが環境基準を超過した。約3時間の調査の間に古綾瀬川に流入したダイオキシン類は、単位SS量あたり平均120pg-TEQ/gと計算された。この値は底質環境基準を下回ったが、降雨状況等により増減することから、調査水路を流下するダイオキシン類により汚染が継続している可能性が示された。また、降雨時の水路水においても、TeCDFsに特異な組成を持つダイオキシン類が確認され、現在も流入が継続していることを確認した。
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